非rootのTerminal Emulator に busybox をインストールしてちょっぴりパワフルにする方法
Terminal Emulator(端末エミュレータ)をインストールはしたけど、デフォルトじゃ何もできないじゃん。でもbusybox入れるのにrootをとるのは嫌だなって人向け。実は非rootでもbusybox使えるっちゃ。
ESファイルエクスプローラーなどのファイル操作ができるアプリを用意してね。
Terminal Emulator はストアにあるものでもいいよ。
busybox のサイトhttp://www.busybox.net/downloads/ のbinaries/latestからCPUのアーキテクチャにあったbusybox のバイナリをダウンロード。僕のZenfone2はIntelアーキテクチャなんでbusybox-x86_64を選択。ARMの人は自信ないから調べてみて。多分armv51かなあ。
ダウンロードしたバイナリはbusyboxって名前にリネームしといて。
Android Terminal Emulator 改変版を公開しているfudistさんがbusyboxをインストールする便利なスクリプトを公開しているのでこれをお借りします。https://sites.google.com/site/fudist/Home/qfixhowm/other-service/howm-android/android-terminal-emulator-mod#TOC-busybox-1からbusyboxインストールスクリプトcpbb.zipというファイルをダウンロード。
このスクリプトはTerminal Emulator のデータディレクトリ/data/data/jackpal.androidtermにbusyboxというディレクトリを作ってそこにbusybox をインストールしてくれます。
ESファイルエクスプローラーなどでzipファイルを解凍して出てきたcpbb.shを先程のbusyboxと同じ場所に移動してね。
さて、ここでやっとTerminal Emulator を起動。
/sdcard/download/にbusuboxとcpbb.shがあるとします。cd コマンドで/sdcard/download/に移動。
cd /sdcard/download
インストールスクリプトを実行。
sh cpbb.sh
後はPATHを通せばbusyboxが有効になる。
export PATH=$PATH:/data/data/jackpal.androidterm/busybox
ここまででうまくいってればmanとかwgetとかが動くようになってるはず。
これだと毎回PATHを通さないといけないので、Terminal Emulator 起動時にPATHを通すようにする。
Terminal Emulator の設定 -> 初期コマンドをタップ。さっき書いたPATHを通すコマンドexport PATH=$PATH:/data/data/jackpal.androidterm/busyboxを入力して、OKをタップ。これで次回もbusyboxが使えるよ。
これで少し強くなったな。viだって使えちゃうぞ。androidでvi動かしてもどうしようもないが。